富沢梅夫の日記

140文字で伝わらない日々

2023/9/14

昼食を食べるためにいつもの定食屋の前で並んでいた時、

背後から「やっぱり、専業主婦っていいご身分だなって思うんですよ」という会話が聞こえてきた。

その人がどういった意図でその発言をしたか分からないし、別にどっちが偉いとかいうつもりもないがあまりにも時代錯誤な発言なので「まだこんな人がいたんだ」と白目を剥いた。

私は家事が出来ない。。。というより苦手である。

自分一人で生活するのであれば家事は最小限にしている。

食事も適当、掃除も適当、洗濯はまぁ文明の力を使うからなんとかなる。

わりとそんな男性多いのではないでしょうか?

独身男性の平均寿命が低いのはわかる気がします。

苦手と思うからか家事や育児を行う専業主婦になりたいかというと黙ってしまう。

そんなことを言うと「専業主婦が全員ちゃんと家事をやってるとは限らない!家事が苦手な奴もいる!」と鼻息荒くまくし立てるおじさんがいるかもしれない。

確かにそうだ。

専業主婦が全員家事が得意なわけでもないし、全員が完璧に家事をこなしているとは限らない。

でもそれは誰にでも言えることだと思う。

仕事が出来ず怠けているサラリーマンを見ると「いいご身分だな」と思うのである。

 

昨日、ネットを見ていたらGacktの敗戦記という本が出ているのを知った。

Gacktの関する疑惑やスキャンダルについてGacktが語るという本だ。

週刊誌レベルのゴシップにGacktが言及するなんて面白すぎると思って仕事の休憩中に本屋に向かった。

どうせ調子のいいことを言ってるだけの内容だろうと思って期待はしてなかったし、

内容的には予想通りの言及しかしてなかった。

でも、めちゃくちゃ面白かった。

この内容が真実か嘘かなんて正直どうでもいい、話の内容が我々が抱いているGackt像を裏切らず全て面白い。

どれだけ下世話なゴシップについて語っても、自己啓発本も出しているGacktお家芸とも言える熱血精神論に帰結するのがまた素晴らしい。

ちょっと違うかもしれないが矢沢永吉YAZAWA像を崩さぬように、GacktもまたGackt像を常に保ち続けている。

そろそろ一人称がGacktにならないかしら。。。

個人的に一番ツボだったのが、SUGIZOに関するエピソードで、

どこを切り取ってもSUGIZOらしくて最高である。

もっとSUGIZOのことが好きになった。

 

わりと本を読むのが遅いタイプだと思うが、そんな私でも本気を出せば1日で読み切れる本で量も内容も軽くて良かった。